茨城県から千葉県に引っ越してまもなく6年。
どちらの街も自然の多い街ではありますが、現在の住まいで、この初夏の時期によく聞こえる鳴き声があります。
聞こえる音の感じは、私としては「キョッキョッキョ」。
「キョッキョッ!キョッキョッキョキョッ!!」
という感じ。
真夏に越してきて一年弱、初めて迎えた初夏。窓を開けててちょうどいいくらいの時期、気持ちいい風でネットサーフィンがはかどるわ~と夜更かしをしていて気がつきました。
鋭く高い音で、キョッキョッキョ。
少ししてまた、キョッキョッキョ。
虫じゃないよな、鳥?なに?なんの動物?と思うまま数日。
どうもあまり日中には聞こえない気がする、キョッキョッキョ。
夜に目立って聞こえる、キョッキョッキョ。
何の生き物??
教えてGoogle先生ー!!!
音の類いは検索窓になんて書くか悩みますね。
自分を信じて、
「キョッキョッキョ」
「鳴き声」
「初夏」
「夜」
などで検索。
出てきた出てきた、、
いくつかのサイトやYouTubeを見て、
『ホトトギス』確定!!!
渡り鳥のホトトギス、どうやら5月頃に渡来してきては、ウグイスに託卵してヒナ育ててもらって、秋になったら去っていきなさるとのこと。万葉集にも出てくるんですって。
参照:
私が聞いてた「キョッキョッキョ」は繁殖期の雄の鳴き声だったんですね。
鳥の鳴き声は言葉に表記すると、色々あって面白いですね。「特許許可局」はありありのありと思うけど「テッペンカケタカ」には正直全く聞こえないと思う…文化の違いって面白い。。鳴き声を人語にあてはめて聞くこと、『聞きなし』って言うんですね。一覧とか面白い。
遠くで聞くと甲高く金属的響きさえ感ずる声も、間近かで聞くと、ふくらみのある肉声で 「クワ、クェ、クワ、クワ」という感じになる
引用元:神戸の野鳥観察記
ていうのも興味あるある。愛を感じる表現すてき。
林や藪のあるところにくるとのことで、なるほど、アパートから少しいくと林や竹藪やら、ある。確かにそちらの方向から聞こえてくる気がします。
ホトトギスと言えば例のアレ
ホトトギスといえば、やはり日本史で学ぶ「鳴かぬなら」のアレですが、個人的に戦国時代はものすごく苦手なのでWikipediaで勉強してきました。笑
「なかぬなら殺してしまへ時鳥 織田右府」(織田信長)
-この句は、織田信長の短気さと気難しさを表現している。
「鳴かずともなかして見せふ杜鵑 豊太閤」(豊臣秀吉)
-この句は、豊臣秀吉の好奇心旺盛なひとたらしぶりを表現している。
「なかぬなら鳴まで待よ郭公 大權現様」(徳川家康)
-この句は、徳川家康の忍耐強さを表している。
「鳴け聞こう我が領分のホトトギス」(加藤清正)
-この句は、加藤清正の配慮を表している。
なお、松下電器(現:パナソニック)の創業者である松下幸之助は生前、これらの句に対抗して「鳴かぬなら それもまた良し ホトトギス」と詠んだことで知られる。
なるほど!!勉強になった!松下幸之助さんもさすがの胸アツ解釈ですね!かっこよ!!
さて、自分ならなんだろう、、と考えてみた。
鳴かぬなら…
鳴かぬなら?
鳴かぬなら
ネットで聞こう
ホトトギス
て感じでしょうか。いやうるさいくらいしょっちゅう聞こえるけど。待つまでもないけどwどんだけ短気だよ信長。いや、むしろホトトギスってどういう鳥だと感じておられたのだろう。どんな心持ちでその句を詠んだんだろう。とかなんか色々考えちゃいました。
Google先生、ありがとう!!いつもお世話になってます!!
6月くらいまでは聞けるようなので、暑くなりすぎないこの時期の夜、窓を開けて聞いてみてはいかがでしょうか。
自然に親しむひとになりたい話
野鳥とか色々知ってる人ってすてきですよね。
子供に聞かれてさらっと教えられる教養のあるひとになりたいです。まだ間に合うかな。どうかな。
これは知ってるよ、コバンソウです。
穂?の部分が小判に似てる、コバンソウ。
ベビーカーの次男に持たせて、「お金持ちになって楽させて~」と言ってみました。「せめていまお世話してる2年分は恩返して~」と言ってみました。
ぐちゃぐちゃにされました。笑
ベビーカーがコバンソウの残骸だらけですwあげなきゃ良かった片付け面倒ww
仲間にヒメコバンソウというのもありますね。ご近所では毎年コバンソウが大きく色づいてきたころにちらほら出てくるイメージです。早く見たいな。ちっちゃくてフリフリしてかわいいんです。
どちらも街路樹の植え込みとか、ちょっとしたアスファルトのあいまの地面とか、よく見かけます。
夏の到来。今年は梅雨が早いですね。
5人分の洗濯物、どうすればいいのか。