私と家族の道標

11歳娘と8歳&4歳息子との日々。

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転勤決定

今の地に引っ越すための転勤辞令から、丸8年を迎えるこの春。

ついにきた、異動通達。

 

とりあえずね、

 

2月末じゃおっせーーーーわ

 

と言いたい。

 

5人家族で住めそうな良物件がありません!

 

 

昨年、おうち買っちゃう問題に揺れた我が家ですが、

残念ながら?少なくとも子供たちの巣立ちが見えるときまでは、買わない。という決断に至りました。一応。

そのときそのときに応じた賃貸で、過ごしていこう、そうすべきだ、という結論に落ち着いた。

(3人の子がそれぞれ別部屋を持てる物件が、そのときにあるかどうかは置いておいて)

 

とはいえ、転勤のある職種。ずっとついていくわけにもいかないでしょう。

長子と末子の年齢差が7学年。

高校受験を見据えれば、長子の中学入学からは引っ越したくない。

小6の一年間だけ違う学校、というのも、ナシだと思う。

 

なので、家族で引っ越すタイミングとしては

長子が小5の春、あるいは中学入学の春ならOK。

我が家の方向性としてはそう定まった。

 

で、この春、ちょうど。

小5の春。

 

去年からフラグ立ってたのかもしれませんね。

 

初報を聞いたお気持ちは

「あーー単身かなーーがんばんなきゃなーー」

だった。

地域の情報収集しながら、やっぱこれ単身だよなーーーと現在の生活の利便性を痛感した。

 

2報で「全員で引っ越しです」と宣言されると、

「引っ越しなんてしたくない」

と強く思った。

この8年で得た母子それぞれの関係性も、子の成長とともに築いた記録も記憶もすべて、失って、新しく構築しなければいけないなんて。

会社からは「持ち家もない、要介護の家族もいない、引っ越せない理由なんてないだろう」との意見らしい。

なんて残酷なんだ、転勤。

そう思った。

 

3報目で「単身も許可出た」と聞けば、

「それはそれで不安なんだよ…」

となる。

確実に忙しくなるだろう着任先で、心も体も、健康を顧みずに働くだろう夫の性格を考えると。

 

更に子が言う、

「やっぱり家族みんな一緒がいい」

「朝起きて、おはようって挨拶すると、心がほっこりするんだよ」

「友達と離れるのは辛いけど、それでも家族一緒のほうがいい」

「お母さんだけじゃ足りない(←)」

と。

 

まあね。ワンオペは仕方ないとしても、子それぞれと私との時間が取れないのは色々つらい。

特に、たまに娘と二人で過ごす母娘時間は、結構大切。

 

なので、引っ越す選択に傾く。

 

 

物件が無い!!!

 

休日に現地エリアを少しだけ見に行って歩いていたら、気になってた物件取り扱ってた不動産屋があったので突撃してみた。

ネットで見た物件について聞いてみると、

「もう既に他の方に申し込みされてますね」と言われる。

「今は内見せずに物件決められる方がほとんどですよ」と言われる。まじでか。

 

他の物件も出してもらうが、

「3月退去→クリーニング等があるから早くて4月中旬入居」

らしい。

始業式間に合わないじゃん。

 

公園で会った、転勤族のママさんと話をした。

「うちも転勤だよー」とのこと。

「2末じゃもう物件ないでしょ!無理だよ!」と言われた。

その方はもう少し早く分かってたみたい。

それでも物件無くて、色々試行錯誤されたよう。

 

次の地で、長子中学入学の春=2年で異動、というのはあまりないのでは、と思う。

だから、中学入学を経るとなると、今後10年15年住む可能性がある。

幼稚園・小学校・中学校・高校、その後の子たちの選択がどのようなものになるかは未知数だけど。

せめて皆、小中学時代は学区内転居で済むようにしたい。

学校、買い物、医療、

少なくとも、今と同等かそれ以上の生活をしたい。

 

んだけど、予算もあるわけで。

 

なんで今より不便になるのに家賃高いの……ていうね。モヤモヤ。

家そのものに関しては、今の物件と同等クラスでさえ高い。

ねえそんな価値あるかな、このエリア。って思っちゃう。

 

かつ、長男のアレルギーの主治医からは、

「古い物件は絶対ダメ」と釘を刺される。

湿気を呼び、カビを招き、ダニを招く。

分かっていたけど、いつも温厚な主治医が、

「古い物件は悪いことしかない」と珍しく強く言った。

「アレルギー状態が悪化する可能性がある」

「もし引っ越してアレルギー悪化したら私も心が痛む」とまで言われた。

というのも、実は現居住地の近くで、有名な『アレルギー患者続出物件』があったらしい。

「そこに住んでる患者を私は何人も診てきた」

「何の説明書にも書いてないけど、私の頭の中にちゃんと入ってる」と。

そういえば初診でアパート名出したとき、なんか不思議だなと感じる反応をされたんだよな。なるほど。

今の家は少なくとも悪化はしていない以上、悪くはないんだろうな。うん。

そう思うと、なお離れにくい。。

 

 

とりあえずは物件探しながら、一学期は今の地で過ごす。

夫が通いになるか単身になるかは、物件探しによって変動あり。

という。

なんだか心が慌ただしい春。

 

まだフワフワだったご近所のモクレンが、あっという間に散りかけて。

テレビでは桜が開花って言ってて。

 

今年はずいぶん春が早いですね。

 

これは散歩中に見つけたムスカリ。

こぼれ種で殖えたんでしょうかね、雑草のなかに一本だけ咲いていた。

 

 

先週末、久しぶりのイベントがありました。

鬼滅の刃のオーケストラコンサート。

異動連絡を告げる電話が私のスマホに着信したのは、その10日ほど前。

何着てこう、寒かったらこっち着ようかな、新しくあれ買いたいな、

そんなふうに、ひとりファッションショーをしているその瞬間でした。笑

 

その後、とにかく情報収集にいそしみ、引っ越し説、引っ越せない説、という変遷のなか、体と心のコンディションも悪くなる時期到来。

もう本当にズタボロ期、とんでもないズタボロ期、

眠いのに眠れない、夜更かししては眠れない、気づけば全然寝れてない、でも眠れない、

息ができない、心が苦しい、

大好きな音楽にも触れたくない、そんな気持ちにならない

 

という状態で行ったオーケストラコンサート。

 

最高でした。

 

その話はまた後日に。