私と家族の道標

11歳娘と8歳&4歳息子との日々。

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映画を劇場で見るということ

『すずめの戸締まり』、見に行きました。

10月の新海誠IMAX映画祭で行った『君の名は。』以来の映画館。

 

やっぱり映画館はいいですね。。

 

すずめの戸締まりパンフレット

『すずめの戸締まり』は、想像以上のスケールで、とても良かった。

 

公開前の公式情報から、

「見るのに覚悟が必要そうだな」

「でもその覚悟を決めても、あまりあるほどの感動が押し寄せるんだろうな」

という期待でおりました。

 

かつ、

「見れるうちに絶対見たい」

「世情しだいでは見れなくなるのでは」

 

なんて思いも出てきて、

「なるべく早く…!」と公開翌週末、朝イチで鑑賞。

 

とても、

とても、

とても良かった。

 

心にグサグサ刺さりました。

 

後にパンフレットや、入場特典の『新海誠本』を読んで、

「ああ、いま、見れて良かった」

 

と心の底から思いました。

 

新海監督、いま、この作品を作ってくれて、公開してくれて、ありがとう。

そんなふうに思いました。

 

いやぁ

号泣でした。

無限列車並みに号泣しましたわ。

 

日を分けて家族4人見ましたが、みんなそれぞれに、楽しんだ。

小4はボロ泣き、からの抜け殻(笑)

小1も彼なりに、思うことがあったみたい。

でも「楽しかった!」が何よりの感想だったな。芹澤ほんと最高よ…

 

笑ったり、泣いたり。

心が忙しかった!

楽しかった。

そして、あたたかい気持ちになれた。

あたり前の日常を、たいせつに生きていきたい。

 

ロードムービーに思う

昔、青春18きっぷ使って一人旅してたときのことを思い出しました。

名勝旧跡なんかで一人旅してると、地元の方と話しやすかったりして。

 

岡山の後楽園で、写真撮ってくれたガイドのおばちゃんは、

「まァ若いのに一人できたの!」と喜んでくれた。

 

路線が分からず目的地を伝えた駅員さんは、

「次の電車一時間こないから急いでね!」と教えてくれた。笑

 

また違う駅では、駅スタンプのためのインクパッドが干からびててw、

「あんまり使われてないからね(笑)新しいの出すよ!」と言ってくれた。

 

鳴門大橋近くの散策路で小さな喫茶店をやっておられた老夫婦は、

「なんも頼まんでいいからお茶飲んでって」

と、すでにお腹いっぱいだった私を中に入れてくれた。

渦潮の写真、たくさん見せてくれた。

 

そういうささやかな出会いがね、大好きなのよ。

 

自分は、土地や場所への愛着がもともと強いんだと思う(夫がそうではないことで気がついた)。

父も同じで、「新しい場所は、そこの土を踏める感覚が嬉しい」という話で意見が合った。

だからこそ、刺さったんだろうな。

 

映画を見て、旅に行きたくなった。

それから、

子供たちにも、そんなすてきな出会いがたくさんありますように、と願った。

 

新海作品と我が家

新海誠作品は、『君の名は。』のTV初放送がきっかけ。

それ以前に公開特番かなにかで『言の葉の庭』は見ていたけれど、、好きだけどそこまで刺さらなかった。

公開時期は絶賛とんでもない1歳長男育児中だったから、映画にいく、なんて頭にかすりもしなかった頃。笑

 

RADWIMPS初出場!と盛り上がってた紅白でも

「前前前世でしょ?知ってるよ一応www」

みたいな感じで。

 

が。

TV初放送で。

 

完全にもってかれた。

 

寝ても覚めても考えちゃう。

サントラ買って、台所で聴きながら、スパークルで泣いてた。

(なんか聞いたことある話な件)

 

だから、IMAX映画祭として3作やるよ!

ってなったときは、

「君の名はだけは絶対見る!!」と思った。

 

『天気の子』をTVで見たときは(無限列車編でIMAXの良さは身にしみてたので)、

「ああこのシーンIMAXで見てみたかったなぁぁ!」

と思ったけど、さすがにIMAX映画祭期間の土日で子3人任せまくるのは…とはいえ一日で2本3本見るのはきついし…ぐぬぬ、、と諦め。

 

『君の名は。』は、それほどまでに、自分にとって特別だったんだ。

 

(でも円盤は買えてない…)

 

『ほしのこえ』だけは見れてなくて、

『雲のむこう、約束の場所』

『秒速5センチメートル』

『星を追う子ども』

はTVで。

このなかだと『星を追う子ども』がいちばん好き。

すずめは少し思い起こす雰囲気があったから嬉しかったな。

『秒速5センチ』はね、男子に見せたくなる…笑

 

今回『すずめ』公開記念で『君の名は。』テレビでやってたから、子が改めて見てたんだけど。

 

小4長女が見終わって大号泣してた。゚(゚´Д`゚)゚。

前見たときとは大きく異なる反応で。

情緒の成長を感じた…。

4年生になって、りぼんで乙女心勉強してるからかな…笑

 

TV放送ありがたいんだけどね

子供を産んでから映画館に全く行かなくなった私が、リピーターにまでなったのが、

『劇場版 鬼滅の刃・無限列車編』。(お察し)

www.milestone0123.net

 

通常上映、IMAX、4DX、ドルビーシネマ、

それぞれに楽しんだ。

 

そしてその地上波初放送で、いろんな意味で「ア゛ア゛ア゛ァァァ」となった。

 

そこでCM入るのかァァァ

次のCMはあそこですねホラきたァァァ

そんな内容のCM入れるゥゥ!!??

ていうか不知火!!

し!ら!ぬ!い!!!

みたいな(沼の民にしか分からないやつ)

 

まあ

そんなこと思いながら結局ボロボロ泣いてるんだけどさwww

 

 

先日、金曜ロードショーで

『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が放映されました。

 

去年金ローで『アニメ編集版』『外伝』が放送されてから、いつかなぁと期待してたんだけど。

『劇場版』、カットが多かったみたいで…。

 

『ヴァイオレット〜』は素晴らしいTVアニメとして出会いました。

とてもとても丁寧に作られていて、だからこちらも、丁寧に、やさしく扱うように見たくなる作品。

最終章となる劇場版は心して見なければ、と思ってたんですが。

 

「なぜそこをカットしたぁぁぁ」

みたいな風の噂が聞こえてきたので、金ローの視聴をためらっています。笑

やはり劇場で見るべきだったわ。。

(劇場行けるチャンスには無限列車見てたんだな泣)

ネトフリは使ってないから、、レンタル屋で探そうかなあ。。

 

劇場でお金払って見たいお気持ち

とはいえ、好きな映画は何度でも見たいタイプ。

リピートすることで新たな気付きが得られる面白さを知ったからね(無限列車で)

 

入場特典の新海誠本は、ぶじ入手できました。

でも更に4日遅れで行った夫と息子のときは、配布終了。

家族で見れたからには、当然家庭内で大流行します。

『「お返し申す」ごっこ』はテッパンです。

小4と小1(と私)は例の祝詞覚えました。

3歳はよく「ル、ルールルルルルールル」って歌ってます(伝わる?)

そうして鬼滅とすずめが同居する我が家です(意味不明)

 

夫とも解釈とか話しちゃうから…

特典第2弾の新海誠本2も、欲しい。

 

なんとかデーとかそういう安い日待ってられない。

から、行く。

 

行った!!

新海誠本

 

最高だった(´;ω;`)

もっと色々聞きたいよ…パンフレット2早く出してくれ…

各地のティーチインの話聞きたいよ…

 

劇場で映画を、娘と見るということ

 

※これ以降他のお客さんに対する文句です注意☆(^_-)-☆

 

公開の翌週末・朝イチIMAXで見た『すずめ』。

IMAXは基本的に民度が高い(言い方)と思ってるんですが。

予告編始まるタイミングで、大量のポップコーンを持った大学生くらいの男3人組がやってきた。

最初後ろの列に行ったからホッとしたのもつかの間、移動し直した先が娘の向こう隣だったのよね。

席にくるもなかなか座らないで、でかい図体にでかいリュックをモタモタしてさ、

しかも喋りながら。予告編始まってるっつうの。

 

「うわ最悪」

と思いましたよ。

 

で、座るときに、「クソガキじゃん」みたいな言葉が耳に入った。

それが誰に向けて、どういう意図で発せれたものか分かりません。

けど、

10代の娘を連れた母親が、マナー悪く娘の隣に座ってきた男に対して、警戒心MAXになるのは当然です。

劇場入る前には空いてたのにな。

 

それもあって序盤、集中できなかった。

 

年頃の娘と見る、暗闇の映画館はちょっと危険があるかもしれないと思った。

(あと子供だけで映画行かすのも、うちはナシだなと決意を新たにした)

 

しかもだ。

上映後に、例の野郎が

「てかさぁー、俺、ちょっと一個だけ言っていい?」

と、聞き捨てならない言葉を並べ始めた。

 

○○円でいいわ、とか

音はでかいけどさあ地味じゃね?とか

すずめ最後ソータソータ言い過ぎwとか

 

「IMAXの良さわかんねぇなら来んな!!!」

と思ったよね

「ひとの名を呼べる喜びを知らんのかね君は!!」

とかね、君の名は履修しなおせ!!みたいなね

 

「良質なエンタメに泣いてる子供(と私)の横で、よくそんな話できるな!」

「せめて否定的な意見は席を立ってから言ってくれ!」

「そもそもこの映画見てそんな感想しか持てないのか君は…」

 

怒りとともに溢れる焦燥感。空虚感。

 

無限列車も君の名はリバイバルも、客層良かったから尚更つらい。

無限列車なんか上映期間後半はもう微動だにしない女性ばかりでしたもんね!!(心で握手)

 

ってまあ

残念ながら映画泥棒に出遭ったのも、無限列車だけど。

 

……

……そうなの、

他のお客さんに鑑賞条件左右されるのが、映画館鑑賞の難しいところ…。

 

自分が上映中飲食を一切しないから、ポップコーンの音も匂いも気になる。

ストローの音もやめてほしい。

予告編までで終えてほしい…

 

例の野郎さん、

盛り上がるシーンでポップコーン食べてなかったから、充分思うところはあったと思うんだ。

けど、それでいて席で軽口叩くのはさ、もうさ、人として悲しいよおばちゃんは。。

 

あまりに不愉快だったので、

自分たちが離席するとき、聞こえるように、嫌味を言った。

 

子供にはあんな若者になってほしくないと思った。

 

価値基準が違う、それだけだけど、

「これが若者ということか…?」

「この映画の良さ、伝わらないのか…?」

と思うと、それもまた辛くなった。

 

でもまぁ他の2人の反応は聞けなかったから、彼らがどうかは預かり知らぬところ。

 

嫌味言ったら

「まぁさ!いいとこもあったかな!?」

みたいな言い方も遠くで聞こえたけど、知らん。

上映後の席であの言い草はない。

男子小学生だったわ。

 

 

男子小学生だったのか。

 

うん、そう思うことにしよう

 

 

考えても仕方のないことは

かんがえーるな…

(矢崎獄さんの歌声で)

 

あ。

でも、批判的な意見をもつ人は、自分とどう価値観が違うのか、知りたくなったのも事実。

人それぞれ、背負うものは違うもんね。あの彼にもどんな過去があったか分かりませんし。。

 

無限列車編TV初放送で、普段から合わないなと思っていたママさんが

「初めて見たけど全然感動しなかったわー」

て言ってきたときには、

そりゃあ、あなたには良さ分からないと思うわ、って思ったもんな。

むしろ価値観が違って良かったような気さえしたもんな。

うん。そういうことだな。

 

合わない人は合わない!!!

この話はこれでおしまいだな!!!