下記前半、卵アレルギー①と内容重複しています。
息子はもともと、肌が弱いほうであったように思います。 まだ0ヵ月のころ、普通におむつ替えはしているのに、おむつかぶれになってしまいました。 黄疸のフォロー検診でついでに診てもらったり、おしりふきをやめて水でひたひたにした脱脂綿で拭いたりしていました。
そして、乳児湿疹がなかなかよくなりませんでした。 1ヵ月検診のころは顔の脂漏性湿疹が残っていましたが、 生後2ヵ月でロタウイルスの予防接種を受けに行った際、 主治医から「脂漏性湿疹よりも体は乾燥している」と言われたのを覚えています。 外用薬として、保湿剤+ステロイドの混合薬を処方され、一時的に改善しました。
その2週間後、生後2ヵ月で引っ越し、引っ越し先では、ココ!という小児科に恵まれず。。 また、ロタの初回を引っ越し前に済ませていたので、続きを受けられるクリニックを探しました。 以降、予防接種専用のクリニックとして、かかりつけがひとつできました。
生後4ヵ月の頃、生後2ヵ月で処方された塗り薬が底をつきました。 皮膚の状態が悪くなるも、近くの評判のいい皮膚科はいつも大混雑で予約が取れない。 ちょうど予防接種の診察時、顔や全身のプツプツ・ガサガサがひどいことを指摘され、 外用薬に保湿剤とステロイド、更にかゆみ止めとして内用薬に抗アレルギー薬を10日分、処方されました。 やはり一時的に改善しました。
さて、評判のいい皮膚科、朝イチで並べば初診でも受診できると聞き、行ってきました。 生後5ヵ月です。以前処方された薬はもうなくなっていたので、状態は悪化したまま。 乾燥がひどいこと、「洗濯用洗剤があっていないのでは」、といわれ、 子供の洗濯のみ、合成洗剤から洗濯用せっけんに切り替えました(石鹸洗濯のお話はコチラで)。
2週間ほど様子を見ましたが、あまり改善せず。 再診時にかゆみがひどかったことを伝えると、保湿剤、ステロイドに加え、 内用の抗アレルギー薬を処方されました。
また、娘の遊びに付き合うときや、家事のとき、抱っこひもを多用していたため、 私の服に顔をこすりつけかゆがる様子を話すと、 親の衣類も洗濯用せっけんにするよう勧められました。
そして、このとき、
「この子はアレルギーの気があるかもしれない。離乳食開始前にアレルギーの検査を」 と勧められ、市内のアレルギー専門医の小児科を受診、卵アレルギーが判明しました。
さて、卵アレルギーが判明したのと同時に、血液検査の一項目である【TARC】の数値も分かりました。
TARC | 5726 |
これは乳児にはとても高い値だと言われました。
※参考までに皮膚科で聞いたTARC(Th2ケモカイン)基準値(pg/ml)は下記のとおり
小児 6-12カ月 | 1367未満 |
1-2歳 | 998未満 |
2歳以上 | 743未満 |
成人 | 450未満 |
後日皮膚科の再診時に結果を伝えると、
- アトピー性皮膚炎は赤ちゃんには確定診断できない
- 1歳ごろに突然よくなる子も多い
と聞きました。 まずは対症療法として保湿+ステロイド、かゆみ止めとして内服薬を続けることで、 肌が少しでも強くなることを期待しましょう、ということを言われました。
他院で病名や症状を伝えるときには、 「アトピー性皮膚炎(疑い)、乾燥によるかゆみを抑えるために内服薬を使っています」 と言いましょう、とのことでした。
息子0歳、毎日、保湿剤でテカテカな日々でした。 以来、2週間おきに皮膚科に通う生活が始まります。 その後、アトピー性皮膚炎(疑い)・乾燥肌② ~1歳0ヵ月まで~に続きます。