私と家族の道標

11歳娘と8歳&4歳息子との日々。

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5人家族、引っ越しました。

早いもので、引っ越してから一ヶ月がたちました。

いやぁ大変だった回顧録。(せめてもの月イチ更新したいだけ)

 

 

引っ越し前、私と2男子で風邪をひいた。

単身赴任してた夫も夫で風邪をひいていて、引っ越し前夜は夜中まで仕事。からの早朝帰宅移動。からの家族転居移動。

ずっと元気だった長女はついに、搬入・業者撤収後に発熱。

 

当然、その後も全員しばらく体調不良。

無理をおしていただろう夫も発熱。

家族全員でうつしあってるようで、治った頃にまたこじらせる。

 

まるで一年前みたい、

私は看病要員。

私もしんどいんだけど。

www.milestone0123.net

 

クルマ社会でひた走るママチャリの私。

日々の暑さは強烈、

一方、地域柄、通り雨の豪雨もひどい。

 

家にいても、

スーパーに行っても、

ショッピングモールに行っても、

『誰からも、なにからも、歓迎されてない』気がする。

どこに行っても居場所がないように感じるその気まずさは、だいぶ心を蝕んだ。

 

子の体調不良もあり、私の寝場所は新天地第二夜から、男子部屋になった。

隙間に無理やり敷いた布団。

以前と変わらず一緒に眠れる、と子たちは喜んでくれる。まだ。

 

回復した夫は広い部屋で、夜中まで勉強やら仕事やらして。

私ひとり、居心地が悪かった。

 

いずれリビングが私の寝場所になるんだろう、と漠然と思ってたけど、

片付け終えて気がついた、思いがけず広いキッチンに、

「あぁここで寝るのか、ごく近い未来は」

 

と虚しくなった。

 

「帯同引っ越しするのは失敗に終わるんじゃないか」

「この土地で本当にいいのか」

「もっと良い物件があったんじゃないか」

「まだ今から見つかるんじゃないか」

 

引っ越して片付けてなお、物件サイトをのぞいてしまう。

 

おそらく子たちの『ふるさと』の地になるだろう、今回の引っ越し。

 

失敗したくない、

失敗だったと思いたくない、

思わせたくない、

 

ずっと苛まれてた気持ち、

 

やっと、薄らいできた。

 

学校に行った。

手続きをして、面談をして、教科書を受け取った。

校内の見学をして、教室と、下駄箱の確認をした。

我が子の居場所は、ちゃんと作ってくれていた。

 

東京に行った。

子供の書道の作品展のために。

意外と近かった。

でももう千葉じゃないから、こちらに同じ会派はないようだから、きっともう来ることはない。

とはえ、また別のなにかで来るかもしれない。

 

 

【3歳+2ヶ月児】を文字通り抱えた前回の引っ越しより、

【11歳+8歳+4歳】で遊んでくれる今回は、楽だろうと思ってた。

前回は、梱包も開梱もお任せ。

今回は、80箱くらい、すべて一人で梱包した。

開梱も、9割5分、一人で済ませた。

風邪を引きながら、風邪の家族の面倒をみながら。

 

そりゃあ疲れるよね。

何と言っても、『自分が8年年をとっている』んだもん。

ナメてた。老いを。

 

わたしのための時間がなかった。

わたしのための、おいしいもの。美しいもの。それらを楽しむ時間。

ママ友がくれたお菓子、贈り物。

ひとつひとつが、ありがたく、心の栄養になった。

 

それでも渇きは治まらず。

デパ地下系お菓子買おうと思ってたけど、見ても全然、購買意欲が湧かないほどに疲れてた。

 

新しいスーパー物価高いし。

 

でもそろそろ、甘やかしたい。

きっと私は、私をもう少し甘やかすべき。

(糖分の摂取はそろそろ抑えるべきw)

 

 

片付けは3日でほとんど終えた。

残ったのは、私の『推し』をしまったダンボール。

すべて飾る場所が決まるまで、となかなか手をつけられずにいた。

 

しばらく経って、やっと出すことができた。

半分ほど飾ったら、元気が出た。

残りの半分も、目処はたった。

 

強い気持ちをもてるようになった。

当面の生活に必要なすべてを3日で片付けたけど、

私の心を生かすための片付け(=飾り)も、いち早く取り組むべきだったと痛感した。

 

 

東京都美術館のミュージアムショップで見つけた、誕生日の花個紋のカード。

思わず初めに手に取った、彼の人のカードは。

 

まさにあの人で泣泣泣

 

いやぁ大事だね、心の支え。

 

今年の夏はね

 

ついに

 

『煉獄家の風鈴』がベランダでチリンチリンしてるんですよ、我が家。