インフルエンザがまだまだ流行していた3月、突然土曜の夜に不機嫌になりました。
最初は夜中に突然起きて、びっくりしたような顔で泣いていたので、なんか変なことしたかな?とのんびり構えていました。
でも、授乳してもだめ、ゆらゆら抱っこでもダメ、なんだかこれはおかしいぞ、という感じ。
抱き直したりするともう怒るわ、わめくわ。
夫婦交代でしんどい夜を過ごしました。
そうして空が白み始めたころ、発熱に気が付きました。
まだ0歳+卵アレルギーということで、インフルエンザの予防接種もしていない息子。
この子からかかったか…と、市の休日診療所にいきました。
が、ものすごい混雑。
しかも小児科医がいないから、診察できないかも(他院へ紹介になるかも)と言われる。
ふと、乳児喘息を診てもらっている総合病院の先生が「熱出したら休日でも来て」と言ってくれていたのを思い出し、総合病院の休日外来に向かう。
熱があると体もかゆい!とにかく不機嫌な息子。
お昼ごろ、1時間ほど待っての診察。
主治医ではない、初めてお見かけする先生が、
「インフルではないと思う」とのこと。
絶対インフルだ!と思って行ったのに検査もしなかったから、結構キョトーン状態の私。
「現状では風邪としか言えないけど、もしかしたらホウカシキエンとかそういう病気が隠れているかもしれない。そうだったらまた症状が出てきますよ」
まだまだキョトーン状態の私(笑)
「こういう、いつもとなんか違うぞってお母さんの勘は大体あたりますからね、またなにかあれば来てください」
と言われ、鼻の薬と解熱剤の座薬をもらって帰宅。
ただ、「蜂窩織炎(ホウカシキエン)」はたまたま言葉として知っていたので(字面が派手じゃない??)、一応ググっておく。
感染症で体の一部が腫れる、みたいなことが書いてある。
更に、育児ブログにHIT!!
やはり乳児のママさん、
『突然入院になり、入院生活で食事がちゃんととれないため母乳が減って大変だった』と知る。
まじでか。
(この日めちゃくちゃ読み込んだブログ、探したけれど見つからず、、大変お世話になりました。m(_ _)m)
そ・し・て…
その日の夕方、左手の手の甲が、なんだか腫れているのに気が付く。
最初は「おや?」程度だったのが、どんどん、グローブみたいになっていく。
「うわああ今日の先生が言ってたとおりじゃないのコレ!」
昨夜、授乳や抱っこで体の向きを直した際やたら泣いたのは、きっとこれのせい。
腫れる前の違和感なのかなんなのか、確かに手がぶつかったり、抱っこでおさまりが悪いときに泣いていた。
翌朝月曜、外来で主治医とも昨日の先生とも違う、別の先生に診てもらいました。
昨日のカルテを確認しながら、状態をみて
「蜂窩織炎ということで間違いないでしょう」。
「これくらいの赤ちゃんだと、抗生剤を点滴で入れて治療するものだから、即入院になります」
「入院期間は一週間かもう少し」
ブログのとおりだ…
咳の症状もあったからか、レントゲン室にもいきました。
そして、合間に夫に連絡。
すぐ仕事休みにして病院に来てくれることになりました。
更に実家への応援要請。
どちらの実家も神奈川なので、千葉までならまあ数時間で来れる距離。
ちょうどその当時、私の実家の両親は体調がよくなかったので、夫から、夫の両親に連絡。
ふたりとも働いているのでどうしよう、とも思いましたが、たまたまその日は二人とも在宅。
義母は、しばらく仕事が入ってないから一週間くらい大丈夫よ、と言ってくれたそうな。感謝。
不安そうな娘と手をつなぎ、小児科病棟へ。
息子は先に連れていかれたんだっけな。抱っこひもの中だったっけな。
処置室で、ものすごい泣いてた。
後からきた夫が、廊下に漏れる泣き声で「これウチじゃない?」と分かったほど。
そうして、7泊8日の入院生活が始まりました。
本人は案外元気で、慣れない環境に特に怯えることもなく、そこは助かりました。
しかも片手はグローブみたいに腫れててあまり動かせず、片手は点滴で包帯ぐるぐる。
触れないから肌もかけない。
だからひっかき傷とも無縁!
が、なんといっても付き添いの私の食事が!食費が!!
子のアレルギーのため、卵を避けての院内コンビニ飯を毎日3食、なかなか難儀な生活でした……(-_-)
お茶類、水分も購入です。結構な額になります。。
たまにおいしいご飯屋さんの夕飯もって面会に来てくれる夫(というかメシ)が神でした。
そして何よりも、、
後追いで泣き叫ぶ息子をベッドに置いて、3階の病室から1階のコンビニまで非常階段をダッシュする生活。
しかもなぜか私の腹の上でしか眠らないから、看護師さんたちにも「ママ大丈夫?」と心配され、若干有名人な私(笑)
皆さんにやさしくしてもらえる、貴重な体験でした。
もう体験したくないけど(笑)
面会には義母と娘が毎日のように来てくれていましたが、帰り際に大泣きする娘、忘れられません。
この9ヵ月前にも出産入院で彼女の大泣きは毎日見ていたわけですが、慣れませんね。
エレベーターを義母が無理に閉めて、1階へと泣き声が降りていくあの感じ。。
ところで蜂窩織炎ですが。
今回、息子の腫れた左手の、手首のあたりに傷がありました。ポツッポツッ程度の3つくらい。
「アトピーがある子はひっかき傷を作りやすいから、蜂窩織炎になることがままある」
と先生から聞きました。
「きっとこの傷から細菌が入ったんでしょうね」
とのこと。
ただ、その腫れ具合。
息子9ヵ月、ムチムチのお年頃で、先生も「腫れ具合がよくわかんないねw」って言ってたのがよい思い出ですwww
即入院&点滴一週間のおかげか、予後良好で済みました^^
が、この入院で、貧血が分かり、喘息・乾燥肌に加え、貧血の治療も始まったのでした…。
詳細は下記にて。