ある日の朝、小学生娘とともにみんなより少し早い朝ごはんを食べていると、1歳次男が起きてきた。
おはよう~と抱き上げたところ、違和感に気が付く。
「左手腫れてる!!!」
左手の手首から先、手の甲を中心にグローブ状に腫れ上がっています。
これは……見たことがあるやつだ、と確信。
長男の赤ちゃん時代、7泊8日の入院に至った、
『蜂窩織炎(ほうかしきえん)』のときと同じ。
◆蜂窩織炎 - 17. 皮膚の病気 - MSDマニュアル家庭版
あのときは夜中に不機嫌と発熱から始まり、翌日夕方に手が腫れ始めた。
今回も手の腫れ方が同じ状態だったので気づきました。
更に奇しくも長男と同じ左手。
手首のしわのところが、赤みを帯びていました。
そこを中心に熱感もあります。
そういえば夜中に掻いていた。きっとここから細菌が入ったか。。
触ってもそこまで嫌がるふしはないけれど、やはり違和感があるのか時折自分の手をじっと見ている次男。
熱はないし元気そうだけど、腫れの確認後即日入院が決まった5年前を思うと、心配と恐怖が交錯してやまない…
ごはんをかきこみながら、最悪入院するならばと頭を働かせました。
そして、朝イチで小児科受診。
「確かに、蜂窩織炎ですね、、」
「あとは、これくらいの赤ちゃんだと、虫刺されでも同じように腫れたりするんですよ」
先生と腫れた患部をよく見ると、赤みのある手首部分にポツッと点があります。
確かに虫刺されとも判断できそうな感じ。
そこを中心に張りが強く、指の方へと腫れが広がっているようです。
「湿疹があって掻いて傷になったか、虫刺されかは分からないけど、ここまで腫れると大変ですからね、飲み薬でちょっと様子見ましょうか」
「熱はないし食欲も元気もあるし、入院はしなくて大丈夫そうかな」
水分とれてないとか、全身状態が良くないと入院して点滴したほうが、という場合があるとのこと。
もし悪化するようなら受診をと注意を受け、5日分の抗生物質の内服薬と、傷口に塗る外用薬を処方されました。
それから皮膚科で処方されている、かゆみ止めの内服薬も飲むようにとのこと。
かゆくて泣いてるのか泣くからかゆくなるのか、夜泣きのためにお試しで処方してもらったかゆみ止めですが(笑)、
傷が深くならないようにと毎朝毎晩飲むことになりました。
ということで、入院回避!!
帰宅して薬を飲ませ、様子見。
その日の午後は腫れて赤みが強く、指の第2関節から下はパンパン、関節部も赤く(上の写真)、かなり心配。。
けれど発熱もなく不機嫌にもならず、いつも通り過ごせました。
翌朝には赤みは抜け、熱感もほぼなし。
3日目になる今は、腫れぼったさは残るものの、だいぶ収まってきました。
まだ手の甲のくぼみは戻りませんが。。
とりあえず改善傾向であることは間違いなさそう。良かった。
このままかわいい、いつものムチムチおててに戻りますように。
赤みが落ち着いたころの手。
完全にクリームパンの図。
なお腫れに驚いてバタバタしたせいで、長男の尿検査の採取は忘れるし、園に出す健康観察表まで忘れるし、散々な朝でした。
いい思い出になりそう…笑