2017秋田旅行では惜しくも行けなかった、男鹿のなまはげ館&男鹿真山伝承館。
乳児・幼児の子連れにも超絶オススメスポットすぎて、2015年に1歳娘と行った旅行を思い出しながら記事にします。
なまはげ館のある真山へ
なまはげ館と伝承館は、男鹿温泉郷からは車で15分ほど、男鹿水族館からは車で30分弱でしょうか、真山という山の中にあります。
ふたつ、隣接した場所にあるので、ぜひ共通入場券(大人800円+税、小中高生500円+税、冬季は200円増)を購入して楽しみましょう^^
まずはなまはげ館から。
なまはげの伝説や、様々な地域のなまはげのお面+衣装がマネキンのように並んでいて、
その数なんと110体とのこと!!(HPより)――圧巻です。
そして抱っこひものなかの娘はビビる(笑)
衣装とお面を試着できる写真撮影スポットもありました。
しかし娘、抱っこひもから出てこようとしない、顔を出そうともしないので、試着できなーい!
なまはげ御一同様の前で撮った写真も、うつむき上目遣いで「勘弁してよぅ」といった情けないお顔(笑)
おみやげコーナーのかわいいなまはげを見て少しだけ元気を取り戻し、隣接している男鹿真山伝承館へ。
男鹿真山伝承館、なまはげに本気で怯える1歳娘!
なまはげは家に訪れる来訪神です。
そして伝承館は、男鹿地方の民家である館内で、家人が屋敷に訪れるなまはげをもてなすという一連を、見せて頂ける貴重な場所。
ちなみにこのとき、平日夕方でしたがなまはげ館とともに来館者は結構いました。
伝承館の再現・解説の開講は最終16:30、我が家はその前の16:00に入館したのですが。
皆さん最終の回を見るのか、まさかまさかの我が家一組!!Σ(゜Д゜)
入館する際には、切符係のおばちゃんから、「あらー!何歳?1歳!?大丈夫かなぁ~??」とかなり心配される(笑)
で、実演が始まる。
屋敷の主人役の方の説明、語りから始まり、なまはげさん来訪。
木戸をガタガタする音、特有の「ウォーウォー」といったかけ声に四股を踏む音。
薄暗い家の中を強く歩き回り、荒れ狂うなまはげ様。
昔ながらの日本家屋の観覧席には我が家3人。
やばいです。笑
この迫力ったらない。
結構大人でもガチで怖い。
娘、抱っこひもから下ろして、正座の私に抱っこされていましたが、お腹に顔を押し付けて逃げる(笑)
まさに「お腹帰る!!」という感じで(笑)
ガタガタ震えながら、「この世のものとは思えないものを見た」様子で涙目。。
かわいすぎる!!(←ひどい)
とはいえ、屋敷主人となまはげさんのやり取りは結構ゆるく広げられます。
なまはげさんは、「なまはげ台帳」と手書きで書かれた台帳を見ながら色々お話してくれます。
秋田弁がまたいいんだ。
入館時に頂いた伝承館の案内に、【ナマハゲ問答】として秋田弁でのやり取りが書いてありました。
そしてなまはげさんお帰りの時間(笑)
再びウォーウォーとかけ声をあげながら、こちらに来てくれます!!
「ちゃんと仕事してるか!?」
「なまけてはならないぞ!!」
「かーちゃんの言うことよく聞けよ!!」
など、ものすごい勢いでガッツリ激励されながら、お帰りになります。
いやぁほんとよかった。
なまはげが落としていったワラは縁起物
なまはげの衣装といえば、稲わらでできた腰巻きが印象的です。
なまはげの来訪で落ちた稲わらを拾うと縁起がいい、といったお話を最後の語りでお聞きました。
もちろん持って帰りましたよ!!
部屋にずっと飾って、翌年の初詣でお守り類と一緒に納めました。
正しい扱いだったかは謎ですが(^^;
でも娘は心も体も元気に育ったので大丈夫でしょう!
スタッフの方から1歳での観覧を心配された娘でしたが、うちの場合はその後は大丈夫でした。
そして家でなにかあると、「なまはげさんやってくるよ」が私の口癖になりました(笑)
ある程度大きくなるとというか、成長して生意気になってくると、斜に構えて見そうですよね。
幼稚園くらいが一番いいのかもしれない、と秋田出身の友人に言われました。
でも個人的には、1~2歳の「だいぶ子供、でもまだまだ赤ちゃん」みたいな時期に見るの、すごくいいと思います。
おしゃべりも舌ったらずなこの時期に、息子の反応を見たかった……!!
と思うと残念でなりません。。
とりあえずは息子連れてリベンジですね!!
追記:
一年後、3歳の息子と行ってきましたよ☆
《あわせてこちらの記事もどうぞ^^》